絵師と文章書き

 文月さんのところやせいるさんのところで取り上げられていました。ちょっと興味深いんでちょこっと語りますと
 私は絵師との交流が少ないスブルマンの中ではそれなりに交流が深いです。言うまでも無かれ、ぶるまのえらいひとの剛久さん。黒シリーズ、さてはて金属バットシリーズでも書いてもらっている。枚数では私の作品の中ではTOPを誇るJ2さん。そして倉科さん繋がりでお知り合いになったるこさんことクスノキルウさん、そして北川脇役関連(だったと思う)でお知り合いになり、ぶるまの本ではかなりの出席率を誇る羽霜有奇さん(春のSP新刊でも私の作品の絵師はこの方です)。他にも書いてもらっている―――という事を除けば、他にもカゲロウさん、木名瀬さん、しゃむてぃるさん。村人。さん。最近はキネヤさんや月夜さんともお知り合いになりました。まぁ絵師との交流は同人文章家にとってかなり必要事項でありますし、文章と絵という違う観点で話を聞いたり出来るのはかなり貴重なのです。
 で、話を戻しますと、私は特にJ2や剛久さんと組む時はほとんど文章と絵は同時進行でした。シーンとその印象を伝え、そして書いてもらう……。特にデスマーチだった黒三巻はそんな感じでした。それを以前の飲み会にキネヤさんと月夜さんに話したら驚かれましたけど……。特に三巻はリアルタイム進行で下書きを貰い。OKか変更点があるか? をいろいろ出したりしました。結構剛久氏と組む時もいろいろ意見を出したりしているので私の中では結構それが当たり前になっています。「描いてもらうからには、お互いが満足いく出来を作り上げないと」が私の考えなので、最初(黒一巻)の時点でそういう事がよくやって行きました。
 そもそも文月さんが言ってた「文章書きの絵師に対する遠慮」これは確かにあるかもしれません。と言うか自分の書く作品を「描いて頂く」と言う時点ではSS書きは常に絵師に敬意を払うべきなのでしょう。だからこそ文章書きが不満の残る絵がきた場合、それを指摘しないと逆に絵師に失礼なわけです。お互いが一つの本を創る―――という立場なのですから、自分の描いた世界と違って不満が残るのであればそれを指摘するのも絵師に対する敬意なり礼儀だと思うわけです。
 予断ですが私と剛久氏が組むと半分の確率で私と思惑の違う絵が出てくるのですがその八割以上がそのままGOを出します。
 それは結局そっちのほうがいいと感じたから。そこで細かい点を決めたりしますが、やはり文章書きが描く感性と絵師の感性とはビミョウに違いますから。絵師の感性のほうがいいと着ましたそっちでいかせて貰う事が多いです。
 まぁ何が言いたいかと言うと、作品を作るうえで文章書きも絵師も妥協する事無くベストの作品を作り上げるべく努力をするのが一番いい「文章書き」と「絵師」の関係ではないか? と言う事なのです。
 しかしまぁ文章にまとまり無いなぁ……_| ̄|○