脇役キャラが厚すぎる。

言うまでもなし。あ、誤字じゃないよ。
チョイ出の帝国軍や米軍兵士、そして桜花作戦での駆逐艦乗りのオッサン達。そんな人達まで素晴らしく見せ場がありました。というか死に様がすげぇ鮮やかかつ熱い。それぞれに意思を持って散ってゆくさまはまさに敬礼レヴェル。
Carry onが流れたときには思わず私も敬礼。おそらくスタゲのみんなも敬礼。
クーデターでもそれぞれに譲れない強い意志を持って行動しているので、敵らしい敵がいない。BETAはともかくとして、帝国、国連、米とそれぞれしっかりした立場があるのはよくぞ作りこんだという感じ。
しかし何より伊隅バルキリーズがやばすぎた。大尉の死に様などまさに涙。最後の一言と前日で見せた素は本当に涙腺を容赦なく攻撃してきます。
後はチーム君望水月と遙がヤバい。唯一原作やってるだけあって思いいれも一入なんですが、水月のラストの台詞。これは知ってないと判らないぜぐらい深くそして切ない台詞でした。恐らく君望では観られなかった本来の水月のキャラなのかなとも思います。内面の脆さをもちながらしっかりしているところなんかはすごく好感持てました。
負けず劣らずの遙。この人は内外両方共にしっかりしている、こちらも本来の遙なんだろうと思いました。特にラスト。背中にBETAが迫っているのにモニターではしっかりと、ディスプレイを見てキーを打っている姿などは思わず声を張り上げそうになりました。
またラブラヴヒロイン陣もしっかりと見せ場を作ってくれました。ある意味『この世界』のメインヒロインの冥夜は終始いいキャラでしたし、他の四人もしっかりと桜花作戦では見せてくれました。純夏も実はアンリミではあんま好きじゃなかったのですが、ここにきてすげえ好きになりました。No2の幼馴染です*1
そんなわけで捨て駒が極端に少ない本当に懲りすぎなくらいのキャラ作りは脱帽です。

*1:一位はラムネの七海先生