My Way

 グリグリの曲は基本的にアコースティックアレンジにしようという方針が最初からあったのでまずは弾き語りというスタンスを取りました。
 実はハーモニカの場所にノイズが入ってしまい録りなおしたのですが、どうしてもノリが出なくてノイズを乗っているのを承知で、あのテイクを載せました。
 単純に言えば自分の実力不足なんですけども悩んだ結果ノリ重視に。
 ヴォーカルは癒月さん。
 実はひぐらしのCDの際に参加しているというかなりビックな人なのですが、実は声かける段階ではまるで知らなかったというなんともハチあたりな…。
 いい意味でYURIAとは正反対のいい透き通りかたをしています。
 特に後述の夏影でそれが発揮されることに。

Light Colors

 今の自分の方向を決定付けた曲でもあります。
 収録した中では一番最近の曲。「RUN!」に通ずるアレンジなどもたくさん施しています。
 自分の中では一番納得した形のアレンジです。(無論、当初の話)
 後はAメロの際にエレキをバンプ藤原セッティングにしてみたりしました。
 Vari500でレスポスペシャルセンターにしてアンプはマッチレス。そして軽くドライブ。それっぽいような偽者っぽいような音になりましたとさ。

I hope so...

 なによりもこの曲に関しては「卯月ともよさんが化かした曲」と呼ぶにふさわしい曲です。そんぐらい衝撃的でした。
 ハーモニカソロ後のハミングやオカズなどはすべて卯月ともよさんによりアドリブです。
 見事すぎるぐらいマッチしてかなりい感じな楽曲に仕上がってますが、私が渡したときはかなり普通な感じの曲でした。
 前述したとおり、実はこの曲は別の人に頼む予定でしたが、音信不通となってしまい急遽別の人を探しているところを、卯月ともよさんの依頼再開の報を聞き真っ先にお願いしました。
 それで仕上がった曲がこれですよ。あんた卒倒ものです。 
 なお、ラストの両サイドで聞こえる「I Hope so」は一度アナログに出して、ギターアンプで歪ませてます。これがいい味出してるんだ。
 そんな感じで卯月ともよさんによってかなりの名曲にのし上がった作品です。
 感想もやはりこの曲が一番多かった。

Last Legret

 一部では話題沸騰の文月そら歌姫の登場です。
 ふみー採用の時点でダークロックを作ろうという認識でした。一度ノイズ混入事件で録り直した時にギターを重ねるということを始めて挑戦しました。
 後のみずいろにつながるアレンジです。
 二番からアンプシュミで歪ませた声を混ぜた瞬間に凄いいい感じになりました。
 編集して初めて知ったわけですが、この人も声を重ねるとかなりいい感じになります。

みずいろ

 卯月ともよさんは私が同人音楽始まる前からのファンでした。特に生音主義様の作品での「Farewell song」は本当に凄かったです。 
 実はこの作品を制作当時はご多忙のため依頼を受けていなかったのですが、この後記載する「I hppe so...」で多少のゴタゴタがあり、新規に唄い手さんを探していたところに依頼再開との文字が。そして二曲ほどOKを貰ったので、急遽青空にかわりこの曲を収録することにしました。 
 初期の段階で候補にはあったのですが、よいアレンジが思い浮かばずに一度ボツになったのを再アレンジ。特徴としてはギターを重ねています。同じ進行をアコギ、ジャガーテレキャス、グレッチの四本で奏でました。ボトルネック使ったり、さらに二番のサビからはドライブさせたエレキを交えたりといろいろしています。後はその中でもちゃんと存在感を出させたベースでしょうか。
 これが後の「RUN!」につながる訳です。
 ギターソロも一番しっくり来ました。
 まさに卯月ともよさんのために収録された曲です。原曲のひろ美姐さんとは真逆の世界を気づくことを念頭に置きました。

鳥の詩Album ver

 前作(?)ひまわりからの再録です。 
 特に方向性に変更は無く、楽器の追加と若干のエフェクトの変更をしたのみのシンプルなアレンジにしました。
 まぁ楽器が増えたことによる、ディレイの追加くらいでしょうか。
 基本的に片岡みちかさんは高音のつくような伸びが綺麗なのでこういう処理をしても映えます。さすがというしか。